奇門遁甲は古くから活用されている開運方位術
奇門遁甲は、古来は中国で兵法として使われていた「勝つため」の戦術です。一斉に目的地に向かえる方位を利用し、諸葛孔明など名将を勝利に導いています。奇門遁甲の吉方位はだれでも吉であり、凶方位は誰でも凶となります。
現在の奇門遁甲は、より豊かな人生を手に入れるための吉方位活用術として進化し受け継がれています。
奇門遁甲の吉凶の表れかたは千差万別で、吉作用が強く出たと言う人もいれば、それほどの効果が感じられない人もいます。
開運お引越しwebサイトでは、
奇門遁甲を研究して30年以上の奇門遁甲研究家で宅建士の資格を持つ徳橋恵子先生にご指導をいただき、難解と言われている奇門遁甲の効果的な使い方を分かりやすくご紹介いたします。
方位術には気学もありますが、奇門遁甲は五大凶殺、七大凶殺がありません。あらゆる願望に使用できます。
中国の帝王のみが使用していたもので、これを使用したものは打ち首の刑に処せられたと伝えられています。日本には昭和の中期になって、口伝で伝わってきました。秘伝中の秘伝で、これを駆使できる人は、日本ではまだ少ないです。
どんなことに使用できるかと言えば、財、旅行、訪問、移転、結婚、恋愛、妊娠,安産、試験、就職、病気を治すこと、訴訟に勝つ事等、etc…
目的に合った吉挌を使用しますと、すぐ、より効果があらわれます。永続性はありませんが、チャンスを掴むたの効果は絶大です。
時々使用していると、いつも良好な状態を維持。(守りは最大の防御的な作用もあります)
気学の祐気とりと同じようにお水とり等もできます。
近距離より遠方に行くほど効果が大きく出ます。
川をいくつも越えるのも効果があります。
大きな効果を得たい時は、より遠方を目指してください。
実践された方々から、リストラにあったがすぐ良い就職先が見付かった、縁のなかった人が良縁に恵まれた、宝くじが4ヶ月連続当たった、健康に恵まれた、臨時収入が入った、体調が良くなった、良いことが起こるようになった、商談がうまくいった、等感謝の言葉を沢山頂いています。
(資料提供)
奇門遁甲研究家・宅建士 徳橋啓恵子先生
天盤甲 | 「求官」といい、仕事運、地位向上、就職運など、職業に関することに利用する。 |
天盤乙 | 「求安」といい、家庭和合、安定など、精神的に安定を求めることに利用する。 |
天盤丙 | 「求財」といい、ずばり財運を得る、お金に関することに利用する。健康運UPにも使用する。 |
天盤丁 | 「求智」といい、知識を得る。学問の向上。発明など、頭脳がUPする。女性の恋愛などにも効きます。 |
天盤戊 | 「求信」といい、信用、社交、交際、友情など、信用に関することに利用する。 |
天盤己 | 「求情」といい、愛情、色気、性愛など。 |
天盤庚 | 「求寿」といい、長寿に効果がある。 |
天盤辛 | 「求道」といい、一般の人が使えません。修行のときに使うこともあり。 |
天盤壬 | 「求勝」といい、闘争、勝負など、スポーツに関することや、裁判に勝利したい方位。 |
天盤癸 | 「求秘」といい、秘密に関することなどに使用する。 |
※ 庚、辛、壬、癸 は、商取引などのとき、他人に使用させ、自分が有利になるように使用することもある。
奇門遁甲の方位などに使用される格局とよばれる天干、地干、八門、八神などの組み合わせについての解説をしていきます。
『遁甲演義』を基本に、解説していきます。その他原書からの引用もあると思います。
なお、格局は原書、ならびに流派によってかなり大きく異なります。ですからここに掲げている格局がすべてではないことをご了承ください。格局のほかにも日本でお馴染みの天干、地干による十干の剋旺もあります。
奇門吉格とは、読んで字のごとく吉作用のある組み合わせのことです。
これら吉格を目的に合わせて利用することで、吉方位の効果を得ることができます。
ここでは代表的な吉格の解説をします。あくまでも基本的な解説となりますので、ご了承ください。
●天遁(てんとん)
天干丙 + 地干丁 + 生門
百事において吉とされています。天干が丙であることから財運関係には特に効果があるのではないでしょうか。
意外とこの天遁も原書により様々な説があります。最もポピュラーなのが上記の「財」ではないでしょうか。
原書の多くに、戦争、上書、献策、出行、商売など百事に吉と書かれてあります。
嫁入りや往来などに用いても大吉方位となります。
●地遁(ちとん)
天干乙 + 地干己 + 開門
天遁同様百事において吉とされています。ただ、天干が乙なので乙奇の得意な安定、結婚、和合などの方面に効果が顕著に現れると思います。
奇門遁甲を少しかじられている方にはこの格は違和感があると思います。
天干と地干の組み合わせが日奇入墓という凶の組み合わせであるからです。
通常の十干剋旺だと凶なのに開門が加わると大吉格となるのは何か妙な感じもします。
古書の解説では、乙己は、凶門であれば事必ず凶となるとあります。
吉凶は八門の状態によりけりということです。
ゆえに吉門が合うことで、その凶事も花開く程の吉となると言えるのではないでしょうか・・・・。
勝手な解釈かもしれませんが、奇門遁甲にはそれぞれの解釈方法が存在します。
●人遁(じんとん)
天干丁 + 休門 + 八神太陰
人遁は読んで字のごとく人にかかわる象意の解説が目立ちます。
古来、賢人や猛将を求めるのによいとされていました。
その他にも、婚姻や和合、献策、交易、商売などによいとされています。
〈ちょっと小耳に〉
天遁、地遁、人遁は俗に三遁ともいわれています。天干を見れば、丙、乙、丁と三奇がそろっています。この組み合わせは三奇の吉意を強めるので三光の精英ともいわれています。三遁の時はおおよそ万事大吉とされます。ただし、これはあくまで基本です、三遁の組み合わせだから必ず大吉となるわけではありません。この他、神遁、龍遁、雲遁、風遁、鬼遁、虎遁などがあり、すべて合わせて九遁ともいいます。九遁の解説はおいおい追加していきます。
●飛鳥跌穴(ひちょうてっけつ)
天干丙 + 地干甲
この格は第二吉格ともされます。商売、就職、旅行など百事において吉とされます。
この格は吉卦の強い格です。しかし、飛鳥跌穴や青龍返首などの格には様々な説もあり、
効果は少ないとする向きもあります。
●青龍返首(せいりゅうへんしゅ)
天干甲 + 地干丙
この格は第一吉格とされます。商売、学業、旅行、百事において吉利を得るとされています。
古書中にはこの格が奇門遁甲最高の格とするところもあります。
●三奇得使(さんきとくし)
三奇得使とは乙奇得使、丁奇得使、丙奇得使です。
乙奇得使は
天盤乙に甲戌、甲午が加わることをいいます。
『遁甲演義』ではこの甲戌、甲午をそれぞれ己、辛と解釈し乙己、乙辛を乙奇得使としています。
丁奇得使は
天盤丁に甲辰、甲寅が加わることをいいます。
甲辰、甲寅はそれぞれ壬、癸と解釈され、丁壬、丁癸の組み合わせを乙奇得使としています。
丙奇得使は
天盤丙に甲子、甲申が加わることをいいます。
甲子、甲申はそれぞれ戊、庚と解釈され、丙戊、丙庚の組み合わせを丙奇得使としています
〈ちょっと小耳に〉
三奇得使は大変頭を悩ませる格の一つです。上記は『遁甲演義』をベースとしましたが、古書・原書により解釈は様々です。しかも、どれも一理ありますし、同時に矛盾もあります。上記も見てもらえればわかりますが、十干の剋旺でみれば凶となるのに三奇得使となるのは違和感ありありになってしまいます。ですからこの格は研究の余地を多く残しております。この他にも三奇を九宮に配置する説や直使との兼ねあい説、これらすべてを融合させる説など諸説紛紛です。ここに挙げたのはあくまで『遁甲演義』をベースとしておりますのでそのように解説しています。ご了承ください。
●玉女守門(ぎょくじょしゅもん)
丁奇 + 天乙直使門
丁奇は玉女を表すともいわれるのでこの名が付いたとされます。
婚姻、恋愛、和合、宴会などに効果があがるものだと思います。
この他にも奇門吉格と呼ばれるものは、三詐、五假、天三門、地四戸、地私門、太冲天馬方、などの吉格がありますが、今後順を追って解説していきます。
奇門凶格は、吉格とは対照的に凶意を伴う天干、地干、八門などの組み合わせをいいます。
以下代表的な凶格の解説をします。
●青龍逃走(せいりゅうとうそう)
天干乙 + 地干辛
主客ともに傷つき、百事に凶とあります。乙は青龍を表します。辛は白虎を表します。
金剋木となり青龍が逃げる様をあらわすのでこのような格名がつきました。
商売や結婚、取引など大変損害を被るとされています。三奇得使のところを見るとわかると思いますが、この組み合わせは実は三奇得使でもあります。
こういうこまかいことは皆さんが実際に奇門遁甲を実践した経験で判断していくことになります。
まずは、吉方位から実践してほしいと思います。
●白虎猖狂(びゃっこしょうきょう)
天干辛 + 地干乙
青龍逃走の逆バージョンです。主客両方とも傷つきます。
出兵に利はなく、結婚、修造にも凶とされています。災禍に見舞われやすくなります。
●朱雀投江(すざくとうこう)
天干丁 + 地干癸
百事に凶とされます。丁は火に属し朱雀を意味します。一方癸は水です。
朱雀が水に入る様を表しています。火と水は相容れません。ゆえに凶格とされます。
音信が途絶えたり、訴訟や揉め事が起きたり、文書ごとで失敗したり、火難に遭ったりと大変よくありません。
●騰蛇妖矯(とうだようきょう)
天干癸 + 地干丁
朱雀投江の逆バージョンです。百事に不利とされています。文書ごとにもよくありません。
吉門があったといってもこの格の時は用いない方が無難でしょう。
●大格(だいかく)
天干庚 + 地干癸
これも百事に凶とあります。商売などは破財し、人も集まらず、出行にもよくないとされています。
交通事故の危険性もあり下手すると死にいたるとの解説もあります。造作等もよくありません。
●太白入熒(たいはくにゅうけい)
天干庚 + 地干丙
凶格の多くが庚が混じってます。この格は、財を失い、盗賊・盗難の卦があります。
●熒入太白(けいにゅうたいはく)
天干丙 + 地干庚
太白入熒 の逆の組み合わせです。商売などうまくいかず、失財し、盗難などの恐れもあります。
●五不遇時
時干 剋 日干
五時不遇などともいいます。これは時間的吉凶を述べたものです。
択吉の原則はまずは吉時を選ぶことにあります。古書によっては大凶とありますが、
三奇や三吉門があれば使用可としている人もいるみたいです。私個人としては避けたほうがよいと思います。
●伏吟(ふくぎん)
九星や八門がそれぞれ定位の位置にある
古書・原書は伏吟を最凶としています。確かに一般的に見て伏吟は不吉とされています。
ただ、三吉門や吉星の場合は使えないこともないと思います。
●反吟(はんぎん)
九星や八門がそれぞれ定位の反対の位置にある
伏吟と同じく一般的に凶とされています。ただ、ある場合には吉とする看方もあります。
基本的には避ける必要があるでしょう。
●門迫(もんぱく)
八門 剋 九宮
八門が九宮を剋することを門迫といいます。吉門の門迫のときは吉とならず、凶門の門迫の時は甚だ凶となります。
門迫の時はその方位は避けるほうが無難です。
以上、簡単に凶格についてみてきました。この他にも、小格、歳格、月格、日格、時格、刑格、伏干格、飛干格、伏宮格、飛宮格、三奇入墓、六儀撃刑、といった凶格も存在します。もちろんこの他も書籍によりさまざま存在します。ここは基礎知識なので代表的なものだけを載せてみました。今後追加していきたいと思います。
【資料提供】
奇門遁甲研究家・宅建士
徳橋恵子先生
足の休憩室開運財運研究会
札幌市中央区大通東2丁目8-5
プレジデント札幌ビル8F 足の休憩室内
TEL 011-242-3002
足の休憩室のWEBページ